とある日の
新玉葱
シンプルですが炭焼き玉葱が美味しい。
昨日取り上げた本『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』のなかで響いたフレーズのひとつに
お金は後からでも稼げる。だが、時間は取り戻せない。
がありました。
昨今、若いころからの投資の必要性や節約のススメなど、本やYouTubeでよく見かけます。
資産形成としては正しいと思うのですが、
人生としてはどうなのでしょうか。
昨日取り上げた本にはこのように書かれています。
「この中で、ウォーレン・バフェットと自分の人生を今すぐ交換してもいいという人はいないはずです。ーたとえ、それによって彼の全財産が手に入るとしても。バフェットは、全財産を失うことと引き換えに20歳に戻るかと尋ねられたら、すぐに『そうしたい』というでしょう」
この交換条件について考えてみよう。
バフェットになれたら、その富や名声、地球上でもっとも偉大な投資家としての地位が得られる。好きなところに行き、金で買えるものなら何でも手に入れられる。
だが、あなたはもう８７歳（当時のバフェットの年齢）だ。あなたはこの取引をするだろうか？
突拍子もない質問だと思うがかもしれないが、それでもあなたはYESと言わないだろう。
若い時にしかできないこと、若い時にするから意味があることがあります。
そして、その年齢（勉強すべき時期、遊ぶべき時期、体力つくりすべき時期、子供と一緒に過ごすべき時期などなど）ごとにすべきこともあります。
Marskoinは学生時代、バックパッカーや留学をしていました。
今の年齢でバックパッカーをしたいとは思いません。でも２０歳前半にしたこの体験はかけがえのないものです。
留学は米国の医学部教授に手紙を書いて長期休暇の際に３度勉強させてもらいました。
語学留学はお金がかかりましたが、これも良い経験でした。
親からの援助は一円もありません。
バイトで貯めたお金を全力でバックパッカーや留学の費用に充てていたのです。
もちろん、若いうちにすべきことは個人個人で大きく異なると思います。環境や性格などなど。でも、今いる世界と違う世界を見ておくことが必要なのかもしれません。
若い時にこうした経験をせず、節約して投資に回していれば、資産形成はもっと早かったことでしょう。
でもそれで人生が楽しくなるかというと、個人的には決してそうは思わない。
きっと「若いうちにしておけばよかった」と後悔したことでしょう。
時間も投資も大切です。
どちらかに全振りするのではなく、都度バランスをとることが大切で、でもそれがなかなか難しい。
２０代は資産形成よりも、体験や能力アップ・技術の習得を優先すべきでしょう。
もちろん、収入の一部を資産形成に充てて良いのですが、稼ぎの少ない時期の収入は自分の体験や才能のためにお金を使った方が良いと思うのです。
３０代以降は人的資本を金融資本に切り替えていくことを意識し、資産形成をする。
Marskoinは頑張っていればお金は自然についてくると勘違いしていたため、本格的な資産形成のスタートが遅れましたが、その分仕事に全力投球できた自負がありますので、後悔はしていません。
お金は後からでも稼げる。だが、時間は取り戻せない。
この逆をしてしまうと後悔してしまうのかもしれません。
大切なことは
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そして
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