とある日の
外勤朝飯
松屋さんの
得朝ミニ牛めし豚汁セット + 国産とろろ<選べる小鉢> + 生野菜
です。
美味しくいただきました。
先日の日経新聞のFinancial Timesの紹介記事
に釘付けになりました。
メタバースに夢中になる理由がピンと来なかったのですが
こちらの分かりやすい記事で心から納得できたのです。
米メタ(旧フェイスブック)の最新の広告を見たとき、それと似た悲しい気持ちに襲われた。
2月の米プロフットボールNFLのスーパーボウルの最中に放送されたメタのテレビCMでは冒頭、主人公である機械仕掛けのぬいぐるみの犬がほかのぬいぐるみの仲間とともにバンドを組んでいる。
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だが、閉店するとぬいぐるみは全員、引き離されて売り払われ、犬はさまざまな屈辱的な設定で笑いものいなる置物として使われる羽目になる。
様々な場所で利用されたあげく捨てられ、ごみ圧縮機でつぶされる寸前に廃棄場から救い出された犬は「ボスワース宇宙センター」に連れていかれる。そして、「スペース・カフェ」の標識として使われることになる。
ある日、博物館が閉まりかけた時、誰かが主人公に仮想現実(VR)ヘッドセットをかける。気づくと、犬はメタが運営するソーシャルVRプラットフォーム「ホライゾン・ワールズ」に入っていた。
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犬はかつての仲間とバーチャル空間で「再会」し、バーチャルな観客の前でバンドを再結成する。
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犬は現実世界では閉館したくらい博物館の中でヘッドセットをかけて一人ぽつんと立っているだけなのだが、CMはどうやらこれをハッピーエンドだと使えたかったようだ。
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たった299ドルを支払えば、辛い現実から逃れ、空想の世界で幸せに暮らせる。だから、本当の人生が悲惨でも構わない。CMはこのような視点でメタ・クエスト2を売り込んでいる。
同社は、仮想世界で過ごす時間が長ければ長くなるほど、現実世界で使える時間が減っていくことは指摘していない。つまり、メタバースにのめり込めば、働く、眠る、運動する、子供をもうける、さらには技術から離れるなど、仮想世界の中ではない現実の自分のための時間が減るのだ。
メタのメッセージはどうやら、現実の人生が最悪かもしれなくても恐れることはない、代わりに偽の人生を持てるので安心できる、というもののようだ。だとすれば、このCMはとてつもなく暗い未来のみならず、我々の価値観を根本的に覆す、かなり過激な将来像も示している。
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「ユーチューブ」に投稿された冒頭のCMのコメント欄をみると、ユーザーはまだその心構えができていないかもしれないことを示唆している。
「この広告以上に、ヘッドセットを外して外に出たくなる気持ちにさせるものはない」というコメントがあった。
恐らく大半の人はまだ、ザッカーバーグ氏が売り込もうとしている世界に身を委ねる用意はできていない。
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ここで挙げられているCMはおそらくこちらです。
Marskoinは子供の頃、ゲームにはまったことがあります。
夢中でゲームをして何時間も経過し
ふと現実世界に戻った際の虚無感・・・
それがメタが運営するソーシャルVRプラットフォーム「ホライゾン・ワールズ」ではさらに強烈になるのでしょうか。
そんな気がするのです。
強烈な中毒性でソーシャルVRプラットフォームから抜け出せなくなる。
現実社会に戻れなくなるリスクがあるように感じます。
競争がより激しくなり、時代の変化がより速くなっている、そして格差が広がっている現実の世界。
生き抜くことが厳しくなっているようにも感じます。
そんな厳しい時代だからこそ、お金をいくら使ってでも仮想世界だけで住み続けてしまう恐れはないでしょうか。
仮想世界の持つ強い依存性から、メタの収益性は青天井に高くなる気もします・・・
一抹の恐ろしさを感じました。
息子君には現実社会でたくましく生きていけるよう願っています。
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