とある日の
観覧車
この観覧車も息子君と乗りました。
コロナ禍で止まってしまって寂しいですね。
先日、目に留まった日経新聞の記事
学習支援のNPO法人を立ち上げて代表理事になった李炯植さんの記事です。
ゴールドマンサックスから4億円の寄付を受けているのもすごいですね。
10歳まで両親と祖母とともに一家6人、兵庫県の市営住宅で暮らした。
祖母の介護もあって生活に余裕はなかった。
小学校のクラスメートの半分はひとり親世帯で、生活保護の受給世帯も少なくなかったようだ。
学区の荒れた中学校に李も進学するつもりだった6年生の秋、担任教師の強い言葉がその後の人生を変える。
「あなたには東大に入る学力があるはず。しっかり勉強ができる環境に身を置きなさい」
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急遽猛勉強して中高一貫の報徳学園の特進コース1期生として合格した。
・・・
学ぶ機会を与えられた幸運に気付かされたのは、高校1年のときの小学校の同窓会だった。
4年前まで同じ教室で机を並べていた子ども同士なのに、もう何人かがけんか、妊娠といった原因で学業を諦め、人生の重大な岐路に立たされていた。
・・・
Marskoin もこの状況よく分かります。
地方の田舎の公立小学校に通ってた。
豊かでない子供も多く、既に不良ぽい子も少なくなかった。
自分も多分6年生くらいの時に、地方の中核都市にある国立の附属中学校受験をすすめられたのだ。
これが上に這い上がるきっかけになったのは間違いない。
それがなかったら全く違う人生になっていたことだろう・・・ほんと恐ろしい
教育機会、与えられる文化資本の差は、本人が全く気付かないうちに大きな差となってしまう。
そんな中で這い出るのは相当に大変。
昔に比べて今はさらに深刻になってきていると思う。
当ブログのご意見番であるMarshal 先生も同じようにお考えですね。
昔から東京と地方の格差は大きいですが、特に今の時代は、都内における格差も拡大して行っていますね。
もはや大阪とか名古屋とか神戸とかでも、東京との格差は開く一方です。
しかも越境入学がほとんど不可能になったのと、ジェントリフィケーションが進んだせいで、都心部の名門区立小学校へ行ける家庭というのが極めて限定されて来てしまっています。
これは外部の人間には分かりづらい状況ですが、Marskoin 先生が述べていたように、昔のように逆境から逆転するのが難しい時代になって来ていると思います。
いつも貴重なコメントをありがとうございます!
子供が自分で環境を変えるのはまず不可能。
親が子供の環境はきちんと考えてあげないと怖いことになる可能性があります。
望ましくない環境の場合、変えてあげないと這い上がる可能性を潰してしまうかもしれません。
冷静に必要な環境やそれにかかるコストなど真剣に考える。
思考停止あるいは後回しにしないようにしないと・・
#教育格差 #文化資本格差 #子供は自分では環境を変えられない
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