とある学生時代の
講義ノート
懐かしいですね・・
そして少し恥ずかしい・・・
遠い昔となってしまった医学生時代の講義ノートです。
解剖学・組織学で組織の顕微鏡でみた所見をスケッチしています。
先日、Marshal先生から頂いたコメント
どうでも良い話ですが、昔は「虫垂炎」と呼ばずに「盲腸炎」と呼ぶのが一般的でした。
正式な学名であるラテン語で「虫垂」は appendix vermiformis (虫様の付属器、おまけ) であり、その炎症 appendix + itis (炎症) → appendicitis なのだから、本来ならば「付属器炎」と呼称すべきなのでしょうね。
これはドイツ医学の名残りで、ドイツ語では今でも 「Blinddarmentzündung」 (Appendizitis) と言います。
つまり、 Blinddarmentzündung を分解すると、 Blind (盲目の) darm (腸) の entzündung (炎症) という意味ですね。
あ、「資産防衛」とは、全然無関係でした
すみませんです
気分転換、気晴らしくらいのつもりで読み流して下さい。
我々の時代までの医学生は、正式な学名であるラテン語、そしてドイツ語、英語、日本語の 4 ヶ国語で医学用語を暗記させられたので大変でしたが、今でもこうして正確に思い出せるのは、若かったからですね。
Marshal先生、コメントありがとうございます!
良い気分転換、気晴らしになります。
学生時代の教科書やノートなどほとんど残っておりません。
が、
組織学のノートは自分なりに丁寧にスケッチしていた気持ちがあったので、
捨てられずに残っていました。
その一ページ、虫垂の顕微鏡所見のスケッチです。
いや~~実になつかしい。
自分にもこんな時代がありました!
そして内容を見てみると、Marshal先生がおっしゃるようにノートには
ラテン語、ドイツ語、英語、日本語が登場していますね!
確かにあの頃の授業は4か国語でした。
90年代の医療現場でもドイツ語が活躍していたように思います。
今は、医学教育も医療現場も日本語と英語のみではないでしょうか。
どちらがいいのでしょう。
まあ、英語の方がいいのでしょうね。
#医学教育の言語 #医療現場の言語
子供には英語と中国語でしょうか・・
オンライン英会話もさせております。